鉛イオン(Pb2)の定量法としては、一般にキレート滴定が広く活用されています。鉛イオンを直 接滴定できるpH 領域はpH35~10(安定度定数=17)となっています。しかしアルカリ性領 域ではPb(OH)キレート滴定の原理図拡大 pH12~13において、Mg 2+ は安定な水酸化物となってEDTAと反応しなくなるので、このpH領域で作用するNN指示薬を用いて Ca 2+ のみを定量することができる。(a)滴定しようとする金属イオンに対し、鋭敏に変色する金属指示薬のない 場合。 (b)補助キレート剤を用いても、滴定可能なpH限域内で、目的の金属イオン が水酸化物として沈殿し、金属イオンを溶液として保つことが不可能な場合。
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